文責 柔道整復 創健堂 院長 榊原孝文
目次
あなたはどのような膝の痛みで悩んでいますか?
✅ 座っているとだんだん痛くなってくる
✅ イスから立ち上がる時に膝をすっと伸ばせない
✅ 常にだるさや痛みを感じている
✅ 夜、寝返りをする時に痛みを感じる
✅ 床から立ち上がる時、膝が伸ばしにくい(痛みを感じる)
✅ しゃがみこんだり正座するように膝を曲げた時、腫れているように感じる
✅ 正座をした時、膝から太ももにかけて張り感がある
✅ 膝の裏側が突っ張って歩きにくい
✅ 太ももの後ろから膝裏にかけて痛みや張り感がある
膝関節の痛みといってもその感じ方は人それぞれで、考えられる原因は、筋肉やじん帯を傷めたもの、関節の変形、血行不良など様々ありますが、見過ごされている原因の一つに背骨のズレがあります。
「あれっ?ひざ関節と背骨?離れたところなのに?」
関係ないと思われるかもしれませんが、実は関係あるんです。
あれこれと検査を受けてもはっきりとした原因が突き止めれれていない膝関節の痛みや、診断名がついた後にそれなりの治療を受けているにもかかわらずなかなか良くならない膝関節周辺の痛みでは、背骨のズレを疑ってみる必要があります。
また、背骨のズレが原因で膝関節だけでなく、他の部位にも以下のように様々な症状が現れます。
・歩行時に太ももの後ろに痛みや張り感がある
・膝を抱えて股関節を屈曲すると、お尻に張りや痛みを感じる
・股関節が開きにくい
・ふくらはぎに張りや痛みを感じる
・こむら返りを起こしやすい
背骨の腰の部分には、5つの骨が重なっています。この5つの骨の間を神経が通っていて、腰から左右の下肢に分布しているのですが、背骨がズレることによってその神経が圧迫されてしまい、『痛い』『だるい』といった症状が出てきます。
膝関節あるいはその周辺の痛みは、この5つのうちの下方に位置する骨がズレることによって起こることが多いです。
しかし、すべての膝あるいは膝周辺の痛みにおいて、同じようなズレ方で起こるのではなく人それぞれです。ですから、一つ一つ骨の位置を確認して的確にそのズレを矯正する必要があります。
1.問診でどのような症状なのかをしっかりお聞きします。
2.お悩みの症状以外の身体の状態を確認します。
・周囲の筋肉の緊張の有無
・関節の動き方(硬さ、左右差)
・腫れ、熱感の有無
・背骨のズレの有無
3.(ズレが生じている場合)矯正のための手技
4.手技により事前に確認した症状に変化があるかどうか確認
5.変化があれば背骨のズレを症状の原因として確定
6.変化がなければ、順次その他の方法で原因を追究
7.筋緊張が強い時には、緩めるために適切な医療機器を使用
このようにして、早期改善・早期治癒を目指します。
背骨のズレが原因の症状は、ズレが改善されればすぐに改善の変化を確認することができます。
創健堂では、早期改善・早期治癒を常に心がけています。