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保育職員のための体験型健康セミナー 2/3

元気な保育職員は子どもたちの笑顔の源!

~痛みを薬で誤魔化しても、根本的な解決には繋がらない!柔道整復師が教える根本からの腰痛改善~

12月8日に続き、梅ノ宮保育園において職員の皆さまを対象に、第2回目の体験型健康セミナーを開催させていただきました。

保育士さんをはじめ、給食を担当する栄養士さんなど、10名の方にご参加いただき、熱心に耳を傾けてくださったことに心から感謝しております。

今回のセミナーでも、「保育職員さんの多くが抱える腰痛や肩こり」というテーマのもと、その原因と改善策についてお話しさせていただきました。


約1時間のセミナーのうち前半は座学として、保育職員が抱える腰痛や肩こりといった運動器の痛みについて、他の職種に比較して保育職ではその痛みを抱える人の割合が高いということ、そしてその症状の改善が思うようにできていないことを、公開されているデータを参考にしながら説明させて頂きました。


後半では体験型セミナーとして、実際に身体の不調を抱えている方にモデルになって頂き、私が施術を行うことでその方の症状を改善できるかどうかを体験して頂きました。


肩こり感が強く肩関節の可動域が狭くなっている方や、腰に痛みを感じている方、腕全体に痛みを感じている方などがモデルになって下さいました。


施術後には、モデルになって下さった方々全員に、事前に確認した症状の改善を実感して頂くことができ、表情も明るくなったのが印象的でした。

 

モデルになって下さった方々の全てが、現在、治療や施術を受けに行かれているのではありません。治療を受けている方や、治療を受けずに自分なりにストレッチや運動、入浴による血流改善などを行っている方もありましたが、それにもかかわらず思うように症状の改善が図れていないという状態でした。

中には、整形外科で薬が処方され、それを服用しているのにもかかわらず症状が改善しなかったけれど、今回のセミナーで施術を受けることによって症状の改善を実感したと驚かれている方もいました。

なぜ多くの保育職員が腰痛や肩こりに悩まされるの?


保育士さんの仕事は、子どもたちと一日中向き合い、抱っこや移動など、身体を酷使する機会が多いですよね。

また、給食を担当する栄養士さんも、大きな鍋や釜を運んだり洗ったり、多くの食材をたくさん切ったり洗ったりと、家で食事の用意をするよりはるかに大きな負荷が身体のあちこちにかかっています。

この様なことから腰痛や肩こりに悩んでいる方が多いのは、決して不思議なことではありません。

 

しかし、病院で処方される痛み止めなどの薬は、あくまでも症状を抑えるための対症療法です。

背骨の歪みが原因である症状の改善は、背骨の歪みを改善しないかぎり痛みの根本的改善にはつながりません。

運動器痛が及ぼす影響

保育の質への影響

・子どもの抱っこや移動が困難になる

・遊びのサポートが十分にできなくなる

・保育全般への集中力低下 など

 

身体への影響

・慢性的な痛みによるQOL(生活の質)の低下

・他の部位への痛みや不調の原因になりうる

・慢性的な痛みが精神的なストレスとなり、うつ病症状を引き起こす

 など

 

仕事への影響

・早退や欠勤をしなければいけなくなる

・パフォーマンスの低下による周囲の保育職員への負担増加 など

 

経済的な影響

・通院のための早退や欠勤による収入減

・通院による医療費の増大 など

根本原因を取り除く適切な施術で問題解決を!

まとめ

今回のセミナーを通して、身体の歪みが健康に与える影響の大きさを改めて感じていただけたかと思います。

痛みと付き合っていくのではなく、根本的な原因から改善していくことで、より健康で快適な毎日を送りましょう。